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カスタムオーダーECはジャンルが絞られがち

2021年にカスタムオーダーECを紹介する自社メディア「シミュレーターギャラリー」を開設して以来、たくさんのサイトを紹介してきました。

カスタムオーダーEC化されている商材には明らかに人気ジャンルの傾向があります。カスタムオーダー事業を企画する上では、まずこの商材ジャンルの向き不向きを見極める必要性があるでしょう。

今回は、カスタムオーダーECとして公開されている数の多い商材のジャンルをランキング式にまとめてみます。

人気ジャンル5位:家具・インテリア

ELITE HTS ホームシアターチェアシミュレーター
無印良品インテリアシミュレーター


単価が高く、こだわりで選ぶ人が多く、かつ急ぎの需要が少ない家具類カスタムオーダーECでの受注生産販売に向いています。インテリア配置シミュレーターのような購入時のハードルを下げるコンテンツもニーズが高いです。

人気ジャンル4位:財布

革財布のカスタムオーダーシミュレーター「Livelty TOKYO」
牛革小物のカスタムオーダーシミュレーター「JOGGO」


単なるファッション小物にとどまらず、使い勝手や見栄にこだわってしまいがちな財布はカスタムオーダーECに最適です。利用頻度が高いため、くたびれやすさや縁起の面でも高いリピート需要が見込めます。

人気ジャンル3位:自転車

自転車のシミュレーター「ENVE CUSTOM ROAD BIKE」
自転車のカスタムオーダーシミュレーター「Bianchi」

本格的な趣味や競技としてのオーダー型の自転車(ロードバイクなど)は単価が数十万円~と非常に高く、オーダーミスが特に許されない点においてもシミュレーターの意義が大きい商材です。

人気ジャンル2位:スーツ

オーダースーツシミュレーター「FABRIC TOKYO」
オーダースーツのシミュレーター「KASHIYAMA」

比較的単価が高く、ビジネスでの利用人口の多さ、利用頻度の高さ、体形データ記録によるリピート購入率の高さが、スーツがカスタムオーダーECと親和性の高いポイントです。

基本的には最初の採寸を実店舗で行う必要があり、完全にEC化しづらいのが難点です。

人気ジャンル1位:チームオーダーユニフォーム

ヨネックスのバドミントン ソフトテニス シミュレーター「カスタムオーダーシミュレーター」
1009の「Claudio Pandiani フットボールシミュレーター」

カスタムオーダーECといえば、チームオーダーですね。スポーツ人口の多さ、チームの申し込みが一元化できる便利さ、チーム単位での注文による単価の高さ、チームメンバー入れ替えによる毎年のリピート注文など、カスタムオーダーECと最も親和性の高いジャンルと言えます。

ですが新メンバーが加入する春の時期が繁忙期となり生産管理面では難しい面もあります。

まとめ

人気ジャンルに見られる傾向は、単価の高さと利用人口の多さです。「単価」×「ターゲット規模」×「リピート需要」でビジネスの規模が決まるため、ニッチな商材なら高単価、安価な商材なら幅広いターゲットに売れることが前提となります。


株式会社スプールでは、カスタムオーダーシミュレーターの開発・販売・運用を行っております。

導入時のコストは個別のカスタマイズ費用のみに抑えられますので、どこよりも安価でスピーディーにご提案が可能です。

▼ユニフォームに特化したカスタムオーダーシミュレーター
カスタムオーダーシミュレーター「MyCOS(マイコス)」

▼アイテムやグッズに特化したカスタムオーダーシミュレーター
カスタムオーダーシミュレーター「MyCOS GOODS(マイコスグッズ)」

▼3Dモデルを利用したカスタムオーダーシミュレーター
3Dシミュレーターシステム「MyCOS 3D(マイコススリーディー)」

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