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MyCOSはサイトでの画面イメージやデモ画面において3Dビジュアルのシミュレーターモデルを採用していますが、ご要望に応じて2Dの平面的なモデルも対応しています。

シミュレーターで2Dモデルを採用することには多くのメリットがあります。その場合、メーカーさんが既にお持ちのデザイン画をそのまま活用することを推奨しています。

3Dモデルを採用した画面(デモ画面)

まず、通常のMyCOSはレンダリングされた3D画像を使っていますので、立体感があり、リアルであることがメリットです。

対して、2Dモデルの場合は以下のようになります。

2Dモデル(デザイン画)を採用した画面の例

いかがでしょうか。

3Dと比べてリアリティが無くなる反面、視覚情報のノイズが減りスッキリとした印象になります。2Dモデルだからといってクオリティ感が劣るというわけでは無いと感じます。

さて、メーカーカタログで使っているデザイン画をシミュレーターモデルに流用することで以下のメリットが得られます。

メリット① 導入コストが安い

3Dモデルでシミュレーターを制作する場合、弊社でユニフォームを着用した3Dモデルを制作し、全てのデザインを3Dモデルに反映してレンダリングする過程が生じます。そのため、案件の仕様やデザイン数にもよりますが3Dと2Dで数十万円規模のコスト差が生じる傾向があります。

メリット② 更新が楽

MyCOSは管理画面にてお客様側でデザインの追加が出来る仕様になっていますが、3Dの場合では作業工程が増えるため現実的ではありません。
デザイン画を活用する場合、以下手順でお客様側で効率的にデザインの追加更新を行っていただけます。

▼デザイン追加更新手順

(1)デザイン画aiデータを色指定パーツ別に透過pngに書き出し


(2)各パーツをMyCOS管理画面で登録

メリット③ マーキングが分かりやすい

3Dモデルの場合、立体的な表現であるがゆえに、平面的に表示されるマーキング情報に対して視覚的に違和感が生まれます。位置や角度の正確性にも欠けます。

2Dモデルであれば、マーキングと同様に平面表現となるため、ユーザがマーキング情報に対して違和感や認識の間違いを起こすリスクが少ないといえます。

メリット④ 軽量なデータ

デザイン画は色表現が限定されているためpng画像の圧縮率を高くすることが出来ます。画像の読み込み速度が速くなるため、レスポンスの早い快適なシミュレーターが実現できます。

2Dモデルのデメリットは?

デメリットを挙げるとすれば、3Dモデルだからこそ表現できる「着用感(シルエット、丈感、シワ感)」が表現できないという点が大きいです。

まとめ

シミュレーターで実現したい課題感に応じて、デザイン画を活用した2Dモデルの適用可否を判断することをオススメします。

着用感重視なら、3Dモデル。

導入コストの圧縮、自社内での更新性や、正確なマーキング表現を重視するなら、2Dモデル。

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